9月, 2012年

やっぱインドだよね!

2012-09-22

9月22日(土)
日経ビジネスの「インド特集」、興味深く読ませてもらいました。
今の仕事していなかったら…、前の仕事続けていたら、やっぱりインドに行ってたんじゃないかと思います。
そりゃ暴動も多くて未だに混乱しているし、停電も日常茶飯事。しかし、その潜在的活力は、中国を凌ぐと思っています。
10年後には人口も中国を追い抜くでしょう。
レポートの中で特筆すべきは中間層の教育熱心さ。中国のような偏った政治・思想教育も全くありませんし、アジアの中でしっかり手を組むなら、大国であれば中国ではなくインドだと思います。

もちろん中国も大切ではありますが、今回の尖閣問題を見ていると、中国国内の問題の深さ、多さが極めて深刻であることがわかりました。隣国ですので、上手く付き合わないといけません。しかし、農村部を中心とした経済的に恵まれない人々の鬱憤は、これから益々増大していくのではないでしょうか。その不満の矛先として日本バッシングを仕組まれるのは、何ともやり切れません。
しかし、デモをしている人たちのあの憎しみに満ちた表情、なぜあそこまでやるのでしょうか。
あるレポートで、今回の暴動に参加した人々は、日本人に会ったことなどまったくない人たちではないかという話がありました。幕末、日本人庶民が、見たことのない西洋人を鬼と恐れて毛嫌いしていたのと同じで、教育で徹底的に「悪者」として教え込まれた「日本人」に対するあのような感情は、会って話したことのない当人たちにとってみれば当たり前の事なのかもしれない。私はそんな風に思いました。
「日本に来て、日本人がこんなにやさしいとは思わなかった。」ある中国人留学生が話していました。
これから中国はどうなるのでしょうか。
中国の一大市場であるヨーロッパやアメリカの現状を見ると、今までのような中国の高い経済成長は、これ以上無理だと思います。
そうすれば国民の不満はさらに膨らむ。何かのきっかけで国内混乱が起これば、事態の収拾など出来るはずもなく、そうなれば、中国においてはまともな経済活動は出来なくなってしまうのではないでしょうか。
今回の件で、日本だけでなく、世界各国が中国に対する警戒感を強めたことは間違えないと思います。

日本も国内産業立て直しのために、早急に次の一手を考えないといけません。
金融円滑化法案の期限が来年3月に迫っています。
産業の空洞化だけは避けなければならない。その為には、特に優れた技術を持った中小企業をしっかり支える制度は継続しなければなりませんし、加えて操業に必要な電力をはじめエネルギーの安価で安定的な供給が不可欠になります。
先日のブログにも書きましたが、日本ではほとんど注目されていないイランの核開発問題。イスラエルは本気です。もし戦争になれば、間違えなく石油は上がり、世界中が大混乱となります。
いつ起こるかわかりません。エネルギー問題に揺れる日本にとっては、まさに死活問題、エネルギーに関する中・長期ビジョンを早急に産業界に示す必要があると思います。

話を戻しましょう。
これからの子供たちには、本当に海外に目をもけてもらいたいと思います。
はっきり言って、やる気のある人は積極的に海外に出てほしい。
インドや東南アジア、中南米。日本に好意的な国々での可能性は大いにあります。

そういう意味で最近、大手商社が果たしている役割の重要性を痛感するようになりました。日本で生まれ、独自に育ってきた「商社」。世界中、それぞれの地域にはそれぞれの商習慣、しきたりがある訳で、それを熟知していないと何事もうまく進みません。日本の商社はそれを熟知し、確実な仕事のコーディネートをやっていきます。
私はこの機能が「島根県」にも絶対に必要ではないかと思うようになりました。
「島根を売り込む」ための独自の工夫、これから広げていきたいと思います。

マスコミ・報道の罪

2012-09-17

9月17日(月)

政局も混乱が続いていますが、国民の多くの関心が国内のことだけに向けられている現状を大変憂いています。
このブログでも何度も紹介していますが、あまりにも海外の諸問題に対する報道が少なすぎる!
私は民主党の「大衆迎合」については、反吐が出るほど嫌悪感を抱いていますが、マスコミも全くいっしょです。大衆が興味を持つことしか報道しない。大衆に本当に必要な情報を流さず、重箱に隅をつくような話題をほじくり返す。大衆というより、庶民ですかね。その定義は専門家ではないので詳しくはわかりませんが、これだけグローバル化が進んできたわけです。庶民にちゃんとした世界情勢を伝えるのは、マスコミの使命だと思います。
今日もテレビで中国の暴動のニュースが流れていますが、そればっかり流している。私は日本に関係ない世界で起こっているまともなニュースを、NHKとテレビ東京以外で見たことがありません。庶民を更に「無知」にしている。マスコミ・報道の責任は大きいです。

シリアはもちろんですが、イスラエルとイランのことが心配です。
まあ、ビジネスマンは必死で情報集めて分析していると思いますが、庶民に対する報道、考えていくべきだと思います。
世界情勢オンチの日本人が増えるのは困りものです。

クレーマーに育てて頂きました。

2012-09-10

9月10日(月)

ようやく涼しくなってきました。
まだ日中は暑いですが、一気に秋になっていきそうな気がします。

「神話博しまね」この夏の猛暑にもかかわらず、来場客数は順調に伸びているようです。
初めて試みる事業。最初からすべて順調にいくことなどありえません。事業はやりながら修正、修正を重ね、より良いものに仕上げていくことが大事であり、そこで培った経験や実績を、如何にこれからの事業に生かしていくかにかかっていると思います。
その意味で、今回の事業は島根の地域活力をアップさせる起爆剤になるとともに、様々なアイデアを積極的に出し、果敢に取り組む風土をこの島根に根付かせるきっかけになればと思っています。
事業に関わって懸命に努力した全てのスタッフ、イベントに参加した皆さんの今後の活躍に大いに期待したいと考えています。

「物事に本気で取り組む」。その姿勢がなければ、何も身に付きません。嫌な仕事でも、とにかく一生懸命やる。そうすれば「何か」が残るはずです。嫌々やっていたら何も残りません。
思い通りにいかなくて当たり前。全て思い通りにいく事などあるはずないですから。

私は会社でとことん鍛えられました。本当に感謝しています。
いろいろありますが、一番大変だったのが苦情処理です。100%お客さんに怒られるの覚悟でいかなければならないんですから…。若い頃は嫌だったです。でも、お客さんに親身になって接していくうちにだんだんコツをつかみました。全てとは言いませんが、クレーマーから私の上お得意様になったお客さん、沢山います。要は気持ちの問題です。それに小さいクレームは何百人に一人しか言ってきません。お客さんのほとんどが言わずに諦めています。ですからクレームはお店にとっては「宝」なんです。そのことも身を持って知りました。

県の仕事も一緒です。
私も仕事柄、住民の皆さんから沢山のお願いやご意見を聞かせて頂いています。
多くの仕事を抱える中で、全てをうまく対応することは出来ませんが、一生懸命全力を尽くすこと。その精神は仕事が替わっても変わりません。

「石の上にも三年」。何事も途中で投げ出さないで一生懸命にやること。
先日島根県経営者協会による県内429社のアンケートで、大卒3年以内の離職率が40%もあることが判明しました。
新たなことにチャレンジしたならともかく、ただ辞めていった連中は、いったい何を考えているのか。甘えるのもいい加減にしろと言いたいです。

それを正すのは教育しかない。

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