6月, 2013年

食を守る

2013-06-20

6月20日(木)
こんなに「雨」がありがたいと感じた事、久しくなかったように思います。
本当に恵みの雨。ただ、これが過ぎて「災害」になると厄介です。台風も近づき、豪雨被害が各地で起こるようになれば、それは大変です。そうならないことを願うばかりですが…。

やはり自然の力にはかないません。そうつくづく感じました。

自然を相手にする産業、生きて行くのに欠かせない「食」につながる産業、「農業」重要さをもっと認識するべきだと思います。
少し前になりますが、アメリカ元副大統領ゴア氏が制作し話題となった映画「不都合な真実」は、環境破壊・地球温暖化を題材にした本当に説得力のあるドキュメンタリー映画でした。
「農業」「食」についても、私は同じようなことが言えると思います。
産業革命以降からではありますが、特に戦後、農業については機械化、大規模化、農薬・肥料の進歩、輸送コストの低減など、要は大量に生産し、安定供給を実現し、「価格を下げる」事だけのためにすべてのことが費やされてきました。
「価格」=「競争力」という構造です。
世界経済の流れからすれば仕方ないことかもしれませんが、これも「不都合な真実」同様、人類が進めてきた事です。
本当にコストに見合った対価を払う。現在の農業に関してはそれが機能していないと思います。
携帯代に何万使っても気にせず、卵や豆腐の1円の違いを気にする。おかしいですよね。
EUに加盟していないスイスでは、関税をしっかりかけ、自国の農業を保護しています。
スイスでは小麦が獲れません。だから周りのEU諸国に比べて何倍も高いパンを食べている。でも、平均国民所得は世界でも有数です。

食べるもの、農畜産業、そして漁業に対して、その重要性をもっと知るべきだと思います。
温暖化による気候変動が続く中、いつ世界規模の干ばつが起こるかわかりません。それに紛争、戦争、また人口爆発による食料危機が起こる可能性もあります。
生きていくために「食」を守る。
しっかりした対価を払うことで自国の農業を守り、将来に備えるべきだと私は思います。

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