7月25日(水)
知り合いの大学生が、来月から1年インドに留学するって話を聞きました。
正直、羨ましい。
今から20年近く前(?)大沢たかおが主演したテレビドラマ「深夜特急」(作家、沢木耕太郎の自叙伝)を見て、「俺も行きたい!」って、真剣に思いました。家庭もあってその時は出来ませんでしたが、その後1年海外に行くことが出来たから、良かったと思わないといけないかな。
海外にいたとき一番感じたのが、価値観の違い。
それぞれの国、地域、宗教によって、人々の価値観がこれほど違うのかと思いました。
そして上手くやるにはお互いを認め合うこと。
言い合ったり、議論したりしながらお互いを認め合うことです。
先週隠岐四島に行ってきました。
海士町にある隠岐島前高校においては、積極的に島外(県外)からの留学生を受け入れて、1学年2クラス体制を堅持し、教育体制の充実を図っています。
昔ながらの島の暮らし、伝統、しきたり、そして島民の気質など、島外から来る子供たちにとってはなかなか馴染めないことも多いと思います。
とは言っても日本国内の話です。日本語は通じますから。お互いを認め合い、打ち解ける努力をすれば、絶対に乗り切れます。そしてその経験は、これからのグローバル社会に出て生き抜くために、絶対にプラスになると思います。避ける事なく、真剣に向き合う事が大切です。
それは都会からのUIターン受け入れも同じ。
入る側も受ける側も、その努力を惜しんではいけないと思いますし、それを進めるのであれば、その覚悟が必要です。
どのような時代になっても、地域の人々とのつながりを大切にしていく風土、それを絶やしてはいけないと思います。
島根はそれを守っていく県にしていかなければなりません。
受け入れる度量と、人々との繋がりを大事にする風土。それがある限り、地域は生き残れると思います。
インドでの生活はどうなんだろう。
生活していく中で、多分人との繋がりの大切さが一番だと実感できると思います。
帰ってきたら楽しい土産話を期待したいです。