8月25日(土)
ブログ久しぶりです。
それにしても暑い!
お盆前からドイツに住んでいる妹とその子供たちが来ています。
ドイツ人の義弟は一足先に本国に帰りました。
子供たちは今度9月から小学校6年生になる女の子と3年生になる男の子です。
毎日あちこち出かけていますが、流暢な日本語でしゃべることができるので、何の問題もありません。
やっぱり環境ですかね。ドイツ語と日本語、しっかり使い分けています。
ドイツでは、小学校4年次に将来の進路を決めなくてはいけません。
将来大学に進学して勉強するか、技術を身に着ける専門学校に進学するか、10歳で決めなくてはならないのです。
進学コースは変更可能ですが、専門学校コースは変更が出来ません。
10歳といえばまだ何もわからない子供です。親は真剣に考えなくてはなりません。
もちろん成績も進路を左右します。しかし、何よりも大きいのは親が真剣に子供の将来を考えることです。
今、日本の親が子供の将来のことをどれだけ考えているでしょうか。
二人に一人が大学に進学する現在、ただ子供を大学に送ればいいと思っている親がどれだけ多いか。
その大学で何を学ぶのか理解もせずに…。嘆かわしい限りです。
それに加えて、いい加減などうしようもない大学を減らさないと。
ドイツでは「大卒」というと珍しいそうです。「どこの大学で何を学んだんですか?」と聞かれるそうです。
ところ変われば「大学」の重さも変わる。
今、いろいろな意味で日本の教育の在り方を考えなくてはならない時代に来ていると思います。
特に昨今の親の「安定志向」「内向き志向」を変えていかなくてはなりません。
日本に閉じこもってばかりいたら、何もできないことを少しでも多くの子供たち、子を持つ親に伝えていきたいと思います。
私のライフワークです。