9月10日(月)
ようやく涼しくなってきました。
まだ日中は暑いですが、一気に秋になっていきそうな気がします。
「神話博しまね」この夏の猛暑にもかかわらず、来場客数は順調に伸びているようです。
初めて試みる事業。最初からすべて順調にいくことなどありえません。事業はやりながら修正、修正を重ね、より良いものに仕上げていくことが大事であり、そこで培った経験や実績を、如何にこれからの事業に生かしていくかにかかっていると思います。
その意味で、今回の事業は島根の地域活力をアップさせる起爆剤になるとともに、様々なアイデアを積極的に出し、果敢に取り組む風土をこの島根に根付かせるきっかけになればと思っています。
事業に関わって懸命に努力した全てのスタッフ、イベントに参加した皆さんの今後の活躍に大いに期待したいと考えています。
「物事に本気で取り組む」。その姿勢がなければ、何も身に付きません。嫌な仕事でも、とにかく一生懸命やる。そうすれば「何か」が残るはずです。嫌々やっていたら何も残りません。
思い通りにいかなくて当たり前。全て思い通りにいく事などあるはずないですから。
私は会社でとことん鍛えられました。本当に感謝しています。
いろいろありますが、一番大変だったのが苦情処理です。100%お客さんに怒られるの覚悟でいかなければならないんですから…。若い頃は嫌だったです。でも、お客さんに親身になって接していくうちにだんだんコツをつかみました。全てとは言いませんが、クレーマーから私の上お得意様になったお客さん、沢山います。要は気持ちの問題です。それに小さいクレームは何百人に一人しか言ってきません。お客さんのほとんどが言わずに諦めています。ですからクレームはお店にとっては「宝」なんです。そのことも身を持って知りました。
県の仕事も一緒です。
私も仕事柄、住民の皆さんから沢山のお願いやご意見を聞かせて頂いています。
多くの仕事を抱える中で、全てをうまく対応することは出来ませんが、一生懸命全力を尽くすこと。その精神は仕事が替わっても変わりません。
「石の上にも三年」。何事も途中で投げ出さないで一生懸命にやること。
先日島根県経営者協会による県内429社のアンケートで、大卒3年以内の離職率が40%もあることが判明しました。
新たなことにチャレンジしたならともかく、ただ辞めていった連中は、いったい何を考えているのか。甘えるのもいい加減にしろと言いたいです。
それを正すのは教育しかない。