大切なのは「命」しかし、そこに尊厳はあるか。以前、三島由紀夫は「生命尊重でよいのか」と言いました。そこには人間として生きる事の価値が問われていました。「命」だけが残ってしまっていい訳がない。日本人として、この日本列島・日本に生まれ生きる。その覚悟と信念を持って、これから我々は生きる事が出来る国家になっていかなければならないのではないでしょうか。この「日本」は独立国としての尊厳があるのだろうか。あっちにフラフラこっちにフラフラ。このコロナ騒動で、思い切った財政政策が出来ない日本政府を見ていると、日本だけが回復などしないようにと他国から釘を刺されているのではないか、そんな風に思ってしまいます。今までも都合のいいように使われるばかりで、戦後統治は終わっていません。今回の災害が、日本国民として尊厳の持てる国家にする大きな転換点になればと思います。