政治は、現在の中に閉じこもって今起こっている事への対応ばかりしていてはいけないと思います。今も大切だが、将来に何を残すか。今ある様々な問題は、我々の世代だけでは決して解決しません。解決するには将来を担う子供たちに将来を託していく他ない。歴史はその繰り返しです。我々が全ての責任を持てない将来、それを任せる事の出来る人材を作る。それが我々世代に課せられた一番の使命ではないでしょうか。世の中はめまぐるしく変わっていきます。これからどう変わるのかわからない先の読めない世界に順応し、新たな可能性の道を切り開いていくのも将来世代の子供たちです。その子供たちがこれから先、しっかり学べて知恵と力をつけていける「教育」のベースを作っていく事こそが我々の大きな役目であると思います。大切なのは「器」ではなく「質」なのですが、重要であるのにあまり考えられていないのが、受ける子供たちの「姿勢」です。その「姿勢」を正していくのが我々大人の役目。子供たちに大切なのは「気づき」です。小さいことでも興味をもって探求する事を、正しく評価してあげることです。振る舞いやふるさと教育とともに、自己肯定感を高める教育。小さい時は達成したことをいっぱい褒めてやり、大きくなったら、一生懸命取り組む事を応援してあげる。我々大人はこのような環境をしっかり作っていかなくてはなりません。これが大切です。県が中心となって、自己肯定感が強い子供たちが巣立っていける教育の充実に努めていきたいと思います。