コロナに明け暮れた一年が終わろうとしています。この病はたとえ薬が出来たとしてもまだまだ続くのではないかと思います。未知の新たな病がまた出てくることも考えられます。このような危機を、人類は幾度となく克服してきました。次から次へと起こる危機。それを人類は何度も乗り越えてきたのです。そして生き残ったのが、今生きている私たちです。もちろん多くの犠牲も払っています。我々はいつ起こるかも知れない危機に右往左往せず、受け入れるしかないのではないでしょうか。もちろん今可能なリスク管理をしっかり行うのは当然ですが。それは病ばかりではありません。「リスクはゼロでなくてはならない」といっておこなわれるあまりの行き過ぎた対応は、別の形で「生きる権利」や「命」を危険にさらしてしまうのではないかと危惧します。