都道府県別の「寛容性ランキング」で島根が最下位という結果が出たそうだ。何でも「住みやすさ」をテーマにした調査だという事だが、島根県の他には秋田県、富山県、山形県、青森県と日本海側の地方県がワーストに並んでいる。ならば上位はどこかというと、東京都、神奈川県、大阪府、千葉県、埼玉県。まさに人口偏在を浮き彫りにした調査結果だ。調査内容の詳細は分からないが、隣が誰かもかもわからない地域の方が住みやすいようだ。そして他人を干渉しない、しっかり固定したコミュニティーが存在しにくい方が、人には寛容的であるらしい。「やさしさ」や「寛容さ」は「人間性」で決まるものではないだろうか。「自分だけ」を常に主張して勝手に生きた方が生きやすいから良いとでもいうのか。私は調査した会社の主張には全く賛同しない。これこそ家族やコミュニティを破壊しつくすような戦後憲法、戦後教育の失敗が起こした悲劇であると思う。「寛容性ランキング最下位」別にそれで結構です。そんな尺度で測られる島根にしたくないし、わからない人には島根に来てほしくないです。島根を本当に好きになった人だけ来てください。