ニューヨークで開かれた「国連気候行動サミット」、話題になっていますが、温暖化の原因はCO2の排出ばかりではありません。地球は今まで何度も温暖期と寒冷期を繰り返してきました。150年から300年前の江戸時代は「小氷期」と言われた時期であり、自然災害や飢饉が多発した時代でした。隅田川は何度か凍ってしまった事もあったそうです。まもなく地球はその「小氷期」、太陽の活動が弱まる時期に入るのです。この様に、温暖化の原因はほかにもある。もちろんCO2も大きく影響しているでしょう。物事を一方的に決めつけてしまう危うさ。専門家でない人は、バイアスのかかった言動に考えが惑わされがちです。温暖化・寒冷化の問題については、太陽や地殻の研究などの科学的検証を充分に行った議論と冷静な対応が今後必要であると思います。