昨日新聞で、前から気になっている論調の論説をみた。内容はオリンピック・マラソン札幌での開催変更について、IOCは東京での開催が危険だというのなら、合理的根拠を示せとの論調だ。暑い時期でのオリンピック東京大会、以前からコンディションについては問題視されていて、変更については、今までの準備その他いろいろ問題が発生するというものの、その上での判断ではないのか。論説はその事を真っ向から否定している。専門家でもないのに、論拠を示されれば、分析する能力があるとでもいうのか。最近このような一方的な論調論説が多いのはいかがなものかと思う。先日のブログでも、地球温暖化についての一方的な論調に対して疑問を呈したが、全ての意見は意図を持って述べられる。その意見に流されることなく、事実のみを受け入れ、それを各自が自分の目で判断すること、そしてそれを判断する能力を持つことの重要性をしみじみ痛感した。