今、大学の英語民間試験導入延期についての議論が注目されていますが、一番の大事なのは、子供たちが大学で如何に学んだかであって、如何に生きていく上での知識とスキルを身に付けたかについてを注視すべきであると思います。「入る時」の事より「出る時」の事について考え、議論されるべきです。大学は「こんな能力を持った学生が欲しい」といった「欲しい人材」だけを取ればいい。その為の試験、入試です。そして鍛え上げ、送り出す。社会に出れば生き残るための競争は必然です。子供を甘やかさない第一歩が「大学入試」なのです。国立大学は既にそれぞれが独立した学校法人です。送り出す高校側からの意見を聞くのでなく、それぞれの大学に任せる、そこからの議論にしないと、ハングリー精神を持った子供たちは育たないんじゃないでしょうか。大学に入るのが目的ですか?人生を生き抜くことが目的でしょ。大学は目的に役立つ知識やスキルを身に付ける単なるステップです。ステップを目標にしてははならないと思います。国会で政争の具にするような話ではないと思います。