「地球温暖化を阻止するためにCO2を削減しなくてはならない」バイデン大統領が主導して開催された気候変動サミットにおいて、日本をはじめ先進国各国は、更なるCO2削減目標を表明せざるを得ない状況に追い込まれました。アメリカは議会承認など得られるはずもなく、絵に描いた餅です。日本は従来目標にしていた2030年度温室効果ガス削減目標26%を、一気に46%まで増やすと言ってしまいました。気候温暖化が本当で、その原因が本当にCO2なのか、確たる証拠などありません。歴史がそれを如実に表しています。地球は今まで寒冷化と温暖化を繰り返してきました。それは地球という「生きた」惑星のなせる業なのです。太陽の活動や、それに伴う海流や大気の流れの変化、地球自体の重力や地殻の変化。地球は生き物であって、場所によって暖かくなったり、寒くなったり、その格差が広がったりしているのです。最近日本が暑いといと感じるのは、市中における放射熱を発する人工物の増加やエアコンの普及による室外機からの熱風の影響が大きいのではと思います。地球の大気中CO2濃度は、わずか0,04%、4/10000しかありません。その中で日本の排出量は全世界の僅か5%、0.00002%です。それを強制的に減らすような事をして何になるのでしょうか。日本では1%減らすのに、1兆円もの費用が必要、経済に大きな影響を与えてしまいます。悪影響を与えることなく、可能な範囲で環境にやさしい政策を遂行し、それを推進すればよいのではないでしょうか。30%を超える中国をはじめ、途上国を自称する国々は、自国の経済成長を鈍化させるとして明確なコミットを避けています。当面中国は日本の年間排出量に匹敵するCO2排出増を計画して産業振興を図ろうとしています。これでは何の意味もありません。国際基準を作ることは重要ですが、不公平で意味のない枠組み作り。トランプ大統領はそれを嫌って離脱したのです。それに何の疑問もなく乗ってしまう日本。いい加減に目を覚ましてしてほしいです。