島根県議会議員 池田はじめ

夢ある郷土づくり

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こども家庭庁は出来るけど

年々小学校で教える内容が複雑・高度化している中、昨今進められている働き方改革。昔はわからないことがあったら、放課後先生が教えてくれました。今は就業時間が終わったら、きっぱり子供たちを帰してしまいます。子供たちは教わる内容が充分理解できていなくてわからなくても時間になったら帰され、翌日また新たな事を教わる。その繰り返しです。わかんないからつまらない。だから学校行きたくない。でも行かなきゃならない。その連続。今の学校は、本当に子供たちのためにある施設となっているでしょうか。小学校に入って大きな違い、それは「勉強」。保育園では遊んでばかりでよかった子供達が最初にぶつかる大きな壁です。一、二、三年生でつまずいてしまったら、学校に行ってもわかんないから行きたくない。そう思うのは当然で、これが不登校に繋がります。放課後児童クラブの重要性を再認識し、活用する事が必要だと思います。厚生労働省の管轄だから勉強なんて見ない。保育園の延長などと言っている場合ではありません。核家族化が進む現在、そのほとんどが放課後児童クラブに子供を預け働いています。仕事に疲れた母親は、子供を迎えに行き、帰ってご飯の支度をして、子供に食べさせ、お風呂に入れたら、もう寝る時間。疲れ切った親と子に、勉強をしたり、みたりする時間・精神的余裕はありません。放課後児童クラブは学校と家庭を繋ぐ子供たちの貴重な「第三の居場所」です。学年を超えた遊びの中で、五感を鍛え情緒や社会性を身に着けるだけでなく、しっかり時間を設け、最低限の基礎的学力が身に着けられる仕組みを、学校と連携して取り組む必要があると思います。子供たちに「明日も学校に行きたい」と思える状況を作ってあげる事は、学校で勉強を教える先生にとっても、すごく助かることではないでしょうか。4月からこども家庭庁が出来るけど、いった何をやろうとするのか。縦割りが変わらず、魂が入らなかったら何もならないと思います。、

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