統一地方選挙が終わり、私は皆様によって5期目を付託して頂きました。私の県政での役割、それは大きく二つです。まず一つは県議会をまとめ、丸山知事をしっかり支えること、そして二つ目は出雲市の為に成長著しく伸びしろがありポテンシャルの高いこの斐川地域の発展に尽くす事です。知事は県政運営の執行者、県議会議員は各地域住民の代表として、知事が進めようとしている施策はこれでいいのか、執行を充分に吟味・承認・意見する立場にあります。知事をはじめとする県行政執行部と議会は車の両輪です。運転するのは知事ですが、片方でアクセルを踏み、片方でブレーキを踏んだりすれば、車は思った方向に進まず、エンストを起こしてしまいます。特に島根のような弱小県はギリギリの燃料(予算)で抵抗なく、スムーズに物事を進めて行かなくてはなりません。知事と政策が充分に話し合える息の合った議会が重要です。私は政治生命、身を賭して4年前の丸山知事初出馬の時からずっと支え続けてきました。知事の思い切った発言や政策。それは私をはじめ信頼できる県議会がしっかり支えてくれているという自信があるから。特にこのコロナ過に於いては、各都道府県知事の重要性が認識され、知事による都道府県の発言力、注目度、存在感がずっと大きくなったのではないかと思います。平時であれば全く相手にもされなかった島根県が、このように存在感を示すことが出来た。この島根を全国に知らしめた功績は大きかったかと思います。これからは島根創生を果たすという大きな使命があります。その為に私は今後もしっかり県議会をまとめ、丸山知事を支えていく覚悟です。これが第一点。そして二点目は地元斐川地域の為に精一杯尽くす事です。人口減少の著しい島根県にとって、この伸びしろのある斐川地域は農業、漁業、商工業の中心地。斐川の発展こそ島根創生の大きなエンジンです。また、この斐川地域はまとまりの強い地域です。斐川に於ける産業環境基盤整備をしっかり行う事が、出雲市全体の発展に繋がり、島根県産業のけん引役となるのです。人々の連帯感、まとまりの強い斐川地域の基盤整備をしっかり行い、やる気を出して、高めてもらう。島根創生には、このような視点が重要であると思います。まだまだ斐川地域も多くの課題を抱えており、その行程も道半ばです。私は出雲市の発展、丸山県政「島根創生」の為にしっかり働きたいと思っています。