いよいよ来週はG7サミット、1975年が第1回目で、それから半世紀近く開催されています。当時はアメリが世界のＧＤＰの半分占め、日本が2位、続いて西ドイツ、イギリス、フランスと、今では考えられない状況で、世界の8割を占め、それなりの影響力はあったと思います。しかし、現在はその半分、4割ほどで、人口に至っては世界の1割にも届かず、割合はどんどん減っている状況。それが世界のスタンダードだと言っても、これだけ多種多様の国家が存在し、影響力が弱まっている中で、アメリカに付き従った「西側資本主義先進国」と称する国々だけの主義主張なんか、果たして通用するのか。先月はこれに先立った環境サミットが開かれましたが、共同声明を出したと言っても、BRICSをはじめとして発展途上国が関与しないのに、果たして何の意味があるのか。マスコミ含め、あんまり大騒ぎしていてはいけないんじゃないかと思ってしまいます。岸田さんはそんなのほどほどにして、もっとアジアやアフリカ諸国を回った方が絶対にいいと思うのですが。でも成果出して、いい状況で選挙に臨みたいだろうな。