「外国人と共生する社会を考えなくてはならない」岸田首相はこの夏ある会合でこう述べた。「サウジアラビアの人口は1000万。その9割が外国人だ」だから日本も移民を増やさねばならないとおっしゃる。単純に日本と比較しないで欲しい。中東はたったこの間まで多部族が乱立しており、国家としての体を成していなかった地域。移民に対する待遇もよくない。比較なんてできるはずもない。そんな中、政府は6月、外国人労働者の永住に繋がる在留資格「特定技能2号」について、対象者を対象を2分野から11分野に広げた。経団連の戸倉会長は「非常に歓迎すべきことだ」と喜んでいる。労働者不足を補う事しか考えていない。情けない限りだ。何故ヨーロッパを学ばない。フランスでは移民が人口の1/3を超え、異なる価値観や倫理観が広がり、今征木国内も大混乱している。北欧の福祉先進国のデンマークも移民犯罪が激増し、移民にかかるコストも激増、難民受け入れ推進を撤回した。イギリスのキャメロンもドイツのメルケルも移民受け入れは失敗だったと認めている。移民の大量受け入れは失業率の上昇圧力の大きな要因にもなる。前にもブログに書いたが、優秀な外国人技術労働者は、日本で優れた技能を身に付けたら、本国に帰り、祖国発展の為に尽くすべきだ。決して日本にとどまってはならない。そのような外国人雇用制度とするべきである。移民として留まって暮らすのではなく、遅れた祖国の発展のために尽くす人材を育てる。この方針を打ち出すべきだ。岸田首相の利己主義的な政策推進に断固反対する。岸田首相、ほんとに大丈夫ですか?