島根県議会議員 池田はじめ

夢ある郷土づくり

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リスクコミュニケーションの重要性

一年近く前、議会でリスクコミュニケーションの重要性について質問しました。コロナ騒ぎが起こる前の事です。そこで、「重要なのは県民への県政に対する「理解」であり、それを県政への「信頼」に繋いでいく事。それによりリスクコミュニケーションは有効に働く」とお話ししました。我々は今までたとえ「リスクがある」とわかっていても、「飛行機」や「車」を使っています。それは、それが持つ「リスク」よりも「便利さ」が上回っているから。この様に、我々は生活の中で、いつも様々な「リスク」を抱えながら生きていて、その「リスク」を冒すかどうかは、個人の判断で選択しています。今回のコロナウィルスは未知のリスク、各自の判断が難しい事案であり、国は「自粛」というリスク回避の手段を取りました。しかし、それは我々の社会に「経済停滞」という大きな弊害をもたらしています。これから考えていかなければならない事は、この病のリスク回避の為の対策を、如何に「共存」しながら取っていける状況にするかではないかと思います。「車」であればブレーキをはじめとした安全機能、そして各種保険もそうでしょう。この「病」に於いては、薬やワクチンとなる訳でしょうが、それらはまだ開発の途中です。今できる事、それは日頃からの「手洗い」などの衛生管理の徹底です。自然界で起きる事、我々人類が制御など出来る訳がありません。その時々、我々は様々な判断をしながら生きてゆかなくてはならないのです。日頃から良い習慣を続ける事と、各自が考え、判断力を持って生きる事が、我々の将来に繋がるものと思います。県は其々の場面で正確で十分な情報を提供し、県民を正しい方向に導き、スムーズに進むように支援する役目を担っています。それには県民とのリスクコミュニケーションが上手く図れる県政の推進が必要です。私も微力ながら尽力したいと思います。

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