島根県議会議員 池田はじめ

夢ある郷土づくり

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SNSを考える

私がSNSをやらないのは、そんなことやる無駄な時間なんてないから。このブログも発信だけになっています。この春の統一地方選挙でSNSに対し、違和感を感じました。SNSによる情報、それは一面のみが誇張されて瞬時に発せられた一方的バイアスが大きくかかった情報です。例えばそんなイメージだけを積み重ねた人気投票のような選挙が行われたとしたら、果たしていいのだろうか。ローマが滅びた原因の一つは、政治家が人気取りとして行っていた「パンとサーカス」によるものだと言われています。「物欲」によってローマ市民が政治的盲目に追いやられ、骨抜きにされてしまったのです。地域の代表として選ばれた政治家は、地域の為にコツコツと課題に対し、体を張って取り組んだり、調整したり。一般の住民に代わって与えられた職責を全うする。ただそれだけです。不言実行、みんなの代わりにやるのだから、やって当然。表に出ることなど決してない、地味な仕事なのです。派手なパフォーマンスなど、合うわけがありません。SNS、一方的にその場限りの個人のバイアスのかかった一面のみを誇張して発せられた情報、その情報を精査吟味する力量が問われるのは、受け手である我々住民であると思います。

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