島根県議会議員 池田はじめ

夢ある郷土づくり

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蟻の一穴

県議化6月定例会が始まりました。国会は終盤を迎え、重要法案、関連法案が次々と成立している状況です。その中で、様々な議論を生んだLGBT法案も先日可決されました。ここではこの法案の賛否ではなく、その奥にある大きな問題を指摘したいと思います。現在、アメリカ現政権をはじめとするグローバル、新自由主義推進派が推し進める日本支配の集大成の一環が、この法案であると思います。戦後、日本には馴染まない行き過ぎた個人主義を広め、日本に古くからある伝統を壊し続けたアメリカの占領政策。サンフランシスコ講和条約により、実質的な「占領」は終了しましたが、アメリカはその後も日本を52番目の州として支配し続け、事あるごとに日本が出過ぎないようにたたいてきました。もちろん「平和」を維持できたのはアメリカのおかげではあったと思います。しかし当時は中国の力もまだ弱く、ソ連も西欧に対峙するのが精一杯の厳しい時代でした。日本は、アメリカに言われるがまま、ずっとコントローされ続けてきたのです。この法案が全てではありません。まさに「蟻の一穴」です。今後さらにアメリカのグローバル・新自由主義者が進める施策を取り入れさせられ、日本の伝統と文化が骨抜きにされようとしています。この流れは都市部においてはもう止められません。2600年以上続く世界最古の皇統、そして日本に長年受け継がれてきた伝統と歴史‣文化をしっかり守っていく事が、田舎に住む我々地方の大きな役目なのかもしれません。

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